井上勇夫税理士事務所
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経営『小さな会社の「必勝の経営術①」ランチェスター法則で経営を再点検してみよう!②』について
2019年6月8日  Category:事業繁栄
Category:事業繁栄
2019年6月8日

みなさん、こんにちは。奈良県生駒市の井上勇夫税理士事務所 税理士いのうえ君です。
今日は6月8日(土)です。

昨日のブログは、『経営「小さな会社の(必勝の経営術①)ランチェスター法則で経営を再点検してみよう!①』について書きましたが、今日はその続きを書きますね。

昨今、情報社会の中環境変化の激しい時代において、小さな会社が業績を伸ばすには、人・物・金の豊富な大企業が採用する戦略を真似てもうまくいきません。ランチェスター法則から生まれた「弱者の戦略」があり、小さな会社が採用する戦略です。

3.ランチェスターの法則とは?

①第1の法則(接近戦・一騎討ち戦)
刀や槍等の武器性能の質が変わらなければ攻撃力は兵力数に比例するという法則です。この法則は、刀や槍など戦闘範囲が狭い兵器を使い、敵に接近し一対一で戦いをしたときに成り立ちます。攻撃力を最大限に生かすには、敵に接近して一対一の戦いが有利な状況を戦場に選ぶことです。

②第2の法則(間隔戦・確率戦)
銃や戦車・戦闘機等の武器性能などの質が変わらなければ、攻撃力は兵力数の2乗に比例するという法則です。この法則は、ライフル銃や機関銃、戦車・戦闘機など、射程距離が長い兵器に使い敵と離れて戦った時に成り立ちます。攻撃力を最大限に生かすには、兵器の射程距離が活かせる見通しの良い平地を選び、かつ離れて戦いができる陣形を組めば兵力の数が圧倒的にものをいいます。

4.強者の戦略と弱者の戦略

①強者の戦略
市場占有率(県単位、自社活動エリアのどちらか広い方)が1位で26%以上を押さえ、尚且つ2位との間に10対6以上の差をつけている会社、競争条件が有利な会社だけ実行できる戦略をいいます。

②弱者の戦略
2位も含め、この条件に満たしていない会社、競争条件が不利な会社が実行しなければならない戦略です。

以上、2日間に渡って書きましたが、『小さな会社の「必勝の経営術」ランチェスターの法則』にはまだ続きがありますので、改めて書きたいと思います。会社経営で何か参考になればと思いました。

【出典】TKC事務所通信   2019年6月号より