井上勇夫税理士事務所
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経営の心得『自分一人の商売ではない』について
2019年6月11日  Category:事業承継
Category:事業承継
2019年6月11日

みなさん、こんにちは。奈良県生駒市の井上勇夫税理士事務所 税理士いのうえ君です。
今日は6月11日(月)です。関西もとうとう梅雨入りが発表されました。今年は雨が多いのでしょうか?昨年は災害がたくさんありましたので、令和最初の梅雨、災害等が少ないことを願っています。
さて、昨日のブログは『「株式会社WELL UP」設立!!』について書きました。
今日のブログは、『経営の心得「自分一人の商売ではない」』について書こうと思います。

自分の商売は自分のもので、すべて自分一人の力でやっていると思いがちですが、これはとんでもない錯覚です。つまり、商売は自分のものであっても、本当は自分のものではないというところに商売の一つの真実があるような気がします。お得意さまや仕入先様があればこそ、商売は成り立っていますし、これになんとか報いようとします。しかし、まだほかにも考えなければならないこともあります。
例えば、道路がなかったら商売はたちまちお手上げです。公共の道路でもほんとうは報いれなければならず、それには私たちが税金を納め、その税金で保全改良をはかるほかないわけです。そして、その税金を納めるためにお互いに利潤をあげればいいのです。利潤をあげなければ当然、税金を納めることはできず道路を保全改良できなくなるわけですから、荒廃してしまいみんなが困ってしまいます。道路だけではもちろんありません。公共の施設や警察または消防といった治安面の保護や助けを受けて商売をしていると思えば、やっぱり懸命に利潤をあげて税金を納めます。お互いに商売をしている限りムダを省き能率を高めつつ、適正な利潤を上げるという事は国民としての一つの尊い義務でもあり、責任でもあるわけです。商売は結局お互いのためなので、これは非常に大事な事だと思います。

松下幸之助著『商売心得帖』(PHP文庫)より転載    PHP研究所

【出典】News Letter   ~2019年6月号より~

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