井上勇夫税理士事務所
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経営『小さな会社の「必勝の経営術②」中小企業は”強者の戦略”で戦うな!①』について
2019年6月13日  Category:事業繁栄
Category:事業繁栄
2019年6月13日

みなさん、こんにちは。奈良県生駒市の井上勇夫税理士事務所 税理士いのうえ君です。
今日は6月13日(木)です。
昨日のブログは、『外国人需要と次世代住宅ポイント』について書きました。
今日のブログは、前回でも書きましたが、『経営「小さな会社の必勝の経営術②中小企業は”強者の戦略”で戦うな!」』について書きます。ちなみにこのシリーズは全部で8回あります。

「ランチェスター法則」には、「強者の戦略」と「弱者の戦略」の2つがあり、多くの中小企業は、弱者の戦略で経営すべきですが、まずは、敵を知る意味で「強者の戦略」の特徴を理解しましょう。
強者の戦略とは、①市場占有率(業界)1位である。②市場占有率が26%以上ある。③2位と10対6以上の差をつけている。が条件です。商品・営業地域・客層・営業方法など経営を構成する要因に対し、ランチェスターの第2法則をもとに目標を定めて運営することになります。

『強者の戦略』
①強者は、総合で1位になることを目指す
商品又は地域で戦略的に1位になれば、従業員1人当たりの経常利益が業界平均の2~4倍は多くなり、この力を利用して総合1位になることを目指します。

②強者は、市場規模の大きなものに力を入れる
数ある商品の中から市場規模が大きなものに力を注ぎ1位を守ります。また、営業地域や市場を広げ人口の多い大都市に支店や営業所をたくさん置き、多数の販売担当者を配置して1位の地位を守ります。

③強者は、市場の範囲を広くする

商品であれば、商品の幅を広くして、商品市場全体に盲点を作らないようにします。営業地域であれば、範囲を広げて、多数の支店や営業所、販売担当者を配置、地域市場全体を押さえようとします。これにより、売上が多く成りばかりか、弱者が大きくなることを防いでいます。

④強者は、新製品開発に力を入れる
1位の商品地位を確立しても、年月とともに陳腐化します。その隙をついて弱者が新製品を発売すると逆転される恐れがあるため、資金力を活かして新製品開発に力を入れます。

この続きはまた明日書きますね。

【出典】TKC事務所通信   2019年7月号より